[No.67] 2007/08/10 (Fri) 06:31
『吐きたいほど愛してる。』 新堂冬樹
![]() | 吐きたいほど愛してる。 新堂 冬樹 (2005/01/20) 新潮社 この商品の詳細を見る |
《あらすじ》
迷惑な妄想逆ギレ男が、夫の帰りを正座して待つ壊れた妻が、生き地獄を味わう可憐な美少女が、虐待される寝たきり老人が、自己の中心で愛を叫ぶ!勝手気ままに狼藉の限りを尽くす面々をあなたは愛せるか!エンターテインメントの旗手・新堂冬樹が「ここまで書くか!」とばかりに練り上げた、強烈すぎるキャラクターと刺激的なストーリー。
《感想》
新堂さんといえば『忘れ雪』みたいな純愛物を多く書かれる人ですが、この話は全く違いました。
帯の言葉通り、「自己の中心で愛を叫ぶ!」
最初の「半蔵の黒子」とかグロすぎて気持ち悪くなりました。
こんなにグロイ話読むの初めてだったので、衝撃的でした…。
こんな迷惑な妄想逆ギレ男、本当にいたら怖いな…自分の思いこみで行動してる奴だから、正論は通用しないし。
自分=正論って事だもんね、半蔵にとって。
最後の「栄吉の部屋」のじいさんは本当に嫌いです。
読後感も一番最悪でした。
描写も最初の話のようにグロかったし。
一番良かった話は「まゆかの恋慕」
これは他の3つとは違って、切ない感じの話だったので。
この話は唯一救いでした。
しかし、それぞれの話がインパクトが強すぎて強すぎて…。
愛情表現は人それぞれですが、自分中心の愛情は迷惑ですね…。
あんな人間に愛されちゃったら地獄ですよ。
★★☆☆☆
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