[No.113] 2008/05/11 (Sun) 22:50
『ホームレス中学生』 麒麟・田村裕
![]() | ホームレス中学生 (2007/08/31) 麒麟・田村裕 商品詳細を見る |
《あらすじ》
麒麟・田村のせつな面白い貧乏生活がついに小説に!
中学生時代の田村少年が、ある日突然住む家を無くし、近所の公園に一人住むようになる超リアルストーリー。
ダンボールで飢えを凌ぎ、ハトのエサであるパンくずを拾い集めた幼き日々から、いつも遠くで見守ってくれていた母へ想いが詰まった、笑えて泣ける貧乏自叙伝。
《感想》
最初に言いますが、私は感動出来ませんでした。
多分、これって少数派の意見ですね。
リリー・フランキーの『東京タワー ボクとオカンと時々オトン』は感動したんですが、この本はダメでした。
なんていうか…これを小説として読んだのが大きな間違いでしたね。
エッセイとして読むならいいのかもしれません。
これは書いた本人より売り出した編集がすごいと思います。
本業ではないので文章の下手さは仕方ありませんが、彼の行動に違和感がありました。
「一家解散」によって始まったホームレス生活(一ヶ月間)。
この後の話も彼の肝心な気持ちが書かれていないせいか、全く何も思えない。
現実に起こった事なのでしょうけど、現実味がないから話について行けない。
母親や恩師の事など、感動エピソードなのかも知れません。
お母さんはとても素晴らしい人だと思いますし、田村さんがお母さんを愛する気持ちがとてもよく伝わってきて良かったと思います。
が、これが100万部超える程売れるに値するか?と聞かれると絶対違うと答えます。
これが売れるってことは、本当に面白い本が売れないってことなのかも。
ということで、この本読むなら劇団ひとりの『陰日向に咲く』を読んでもらいたい。
★☆☆☆☆
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