文学少女

本が大好きな『文学少女』の日記です!!

『ロリヰタ。』 嶽本野ばら

ロリヰタ。 (新潮文庫 (た-85-1))ロリヰタ。 (新潮文庫 (た-85-1))
(2007/03/01)
嶽本 野ばら

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《あらすじ》
ロリータのお洋服をこよなく愛する作家の「僕」は、誤解と偏見にまみれた雑誌のインタビューを受けた帰り、用意されたロリータ服のコーディネートに違和感を抱いてスタイリストと揉めていたモデルの少女に出会った。ロリータに造詣の深い「僕」が、彼女のために急場のスタイリスト代わりを務めたことがきっかけとなり、所沢在住の彼女が仕事で東京に出てくる度に、宿泊先のホテルで共に静かな時間を過ごすようになる。そんな逢瀬や、慣れない携帯を駆使してのメールのやり取りなどを通じて、気持ちを交わしていくうちに、「僕」はどんどんと彼女に惹かれていく。しかし、とある大作家の不興を買ったことから、彼を陥れようとする策略として、少女との交際がスクープされてしまった。そこで初めて明らかになった、少女の「正体」に、「僕」自身も驚くこととなるのだが――。同時収録、短編「ハネ」。

《感想》
表題作の『ロリヰタ。』と『ハネ』の2編が収録されています。
どちらも深すぎる愛情のため、周りに受け入れてもらえない感じの話です。
『ロリヰタ』は作家の主人公が女の子のモデルに出会い、交流を深めていきます。
しかし、衝撃の事実が発覚し、世間に彼女との事が知られてしまいます。
普通に驚きました…。
たしかに言われてみればそうですよね、言動とか。
主人公は自分の言葉で真実を話すのですが、世間は誰も信じてくれない。
今まで小説家としてたくさんの本を書いてきた彼にとって、自分の言葉が、まったく違う意味に受け取られてしまったことに衝撃を受けます。
本当に、言葉って良いようにも、悪いようにも取れてしまうんだな。

『ハネ』の方は女の子が主人公なので感情移入しやすかったです。
彼との約束で表参道の露店でハネを売る主人公。
最初はなかなか売れませんが、噂が広まり瞬く間に売れるようになります。
しかし、ハネをつけた子が犯罪を犯したおかげで主人公まで警察に疑われてしまう。
警察の取り調べは本当に酷かったですね。
主人公の悔しさがとてもよく伝わりました。
最後はとても切なかったです。

どちらの主人公も誰かに受け入れてもらえなくても、諦めないで自分の信念を貫き通します。
悲しくて、切ないラストですが、私はこのラストシーンが好きです。

大儀のためだ

おぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ。
SP終わっちゃったよ
謎・謎・謎なんだけど。
黒幕=尾形?それだけは避けたかった展開が…。
いやいやいやいや、実は違うみたいな感じだよね。

こんなはずじゃなかったってどういうこと?
西嶋をやったのは掃除屋?
逮捕されたのは誰?
配属されたテロリスト…。
「大儀のためだ」の発言。
尾形を睨み付ける井上。

全部を明らかにしてくれるんでしょうか。
スペシャル版で…。
でも総集編みたいなものらしいからな。
ちょっと一回話を整理してみよう。
最後のシーンのせいで頭が混乱してる。

『くちぶえ番長』 重松清

くちぶえ番長 (新潮文庫 し 43-10)くちぶえ番長 (新潮文庫 し 43-10)
(2007/06)
重松 清

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《あらすじ》
小学四年生のツヨシのクラスに、一輪車とくちぶえの上手な女の子、マコトがやってきた。転校早々「わたし、この学校の番長になる!」と宣言したマコトに、みんなはびっくり。でも、小さい頃にお父さんを亡くしたマコトは、誰よりも強く、優しく、友だち思いで、頼りになるやつだったんだ――。サイコーの相棒になったマコトとツヨシが駆けぬけた一年間の、決して忘れられない友情物語。

《感想》
これは雑誌『小学四年生』に連載されてたんですね。
昔買ってたな。

マコトは表紙の絵でもわかるようにちょんまげヘアーの女の子。
「わたし、この学校の番長になる!」
と転校早々宣言するマコト。
ガムガム団(不良グループ)にからまれていた子を見て見ぬふりをしようとした主人公・ツヨシ。
しかし、マコトの影響でツヨシも、そして周りのみんなも少しずつ変わっていく。

マコトのお父さん(亡くなっています)とツヨシのお父さんは親友同士でした。
親子二代で続く友情って素敵ですね。
特に、私はツヨシのお父さんがすごく好きです。
涙もろく、子供みたいに無邪気でいて、それでいて父親としてとても暖かい人。
こんなお父さんがいたら素敵ですね。羨ましいな。

大人になったマコトはどんな大人になっているのでしょう。
そして、マコトはツヨシからのメッセージを受け取ってどう思うでしょうか。

★★★★★

『人のセックスを笑うな』 山崎ナオコーラ

人のセックスを笑うな (河出文庫)人のセックスを笑うな (河出文庫)
(2006/10/05)
山崎 ナオコーラ

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《あらすじ》
19歳のオレと39歳のユリ。恋とも愛ともつかぬいとしさが、オレを駆り立てた…美術専門学校の講師・ユリと過ごした日々を、みずみずしく描く、せつなさ100%の恋愛小説。「思わず嫉妬したくなる程の才能」など、選考委員に絶賛された第41回文藝賞受賞作/芥川賞候補作。短篇「虫歯と優しさ」を併録。

《感想》
私はこういうゆったりとした話が好きなのでこの作品はわりと好きな方です。
タイトルは奇抜な感じですが、内容はゆったりと流れるように進む恋愛小説です。

ユリという女性に惹かれていくオレ。
オレこと磯貝君のユリを想う気持ちはとてもよくわかります。
彼は一途にユリのことだけ想っている。
でもユリは磯貝君のことをどう想っているのか。
好きという気持ちは少なからずあるのだと思うけど、でもユリは彼に対して距離を取っている感じがする。

「会えなければ終わるなんて、そんなものじゃないだろ」

このラストの言葉がとても印象に残りました。
オレとユリはあれから会うことはなくなったんだろうな。

★★★☆☆

『100回泣くこと』 中村 航

100回泣くこと (小学館文庫 な 6-1)100回泣くこと (小学館文庫 な 6-1)
(2007/11/06)
中村 航

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《あらすじ》
交際3年、求婚済み、歳の差なし。ここが世界の頂点だと思っていた。こんな生活がずっと続くんだと思っていた――。精緻にしてキュート、清冽で伸びやか。野間文芸新人賞作家が放つ、深い喪失を描いた物語。

《感想》
中村航さんの本は初めて読みましたが、とても優しい文章でした。
この作品には好きなシーンがたくさんあります。
バイクを直すところ。犬に会いに行くところ。プロポーズするところ。
結婚に向けて練習するところ。
前半の静かで穏やかな日々。
彼と彼女はこれからも、永遠に一緒に過ごしていくんだなというように。
しかし、後半、彼女は病気に。
静かで穏やかな日々の崩壊。

彼女は開かない箱を作って欲しいといい、仕事が終わったら作るよ、と約束しますが、彼女は箱が完成する前に死んでしまいます。
永遠に開くことのない箱と一緒に取り残された彼。
彼女との思い出でいっぱいの部屋。

物語は彼の一人称で書かれています。
その淡々とした彼の語り口調は、彼女を失った彼の喪失感をとてもよく表していたと思います。
「最愛の人の死」というテーマの本はたくさんありますが、私はこの本がとても心に残りました。

「風が吹いて、愛が残った」

帯に書かれたこの言葉はこの物語そのものです。
愛する人を亡くしても、その人を愛したということを大切に胸にしまい、また前を向いて歩いていく。
愛する人が死んでしまったら、それはその人の中で永遠になるんだろうな。

★★★★☆

パソコン復活

やっとパソコンが直った!!
パソコンがないと不便でしょうがないですね。

芥川、直木賞が決まりましたね♪
芥川賞は川上未映子さん。
直木賞は桜庭一樹さん。
川上未映子さんは歌手ということもあってかなり話題になってますね。
こんなに芥川賞が話題になっているのって綿谷りさ以来ですよね。
川上さんは初めて知りましたけど、とても綺麗な方なので驚きました。
あらすじを読んでみましたが、面白そうなので読んでみたいです。

桜庭さんは好きな作家さんなので本当に良かったです。
昨日受賞作を買ってきたのでこれから読んでみます。

そういえば、本屋大賞のノミネート作品が発表されました。
「悪人」吉田修一
「映画篇」金城一紀
「カシオペアの丘で」重松清
「サクリファイス」近藤史恵
「八日目の蝉」角田光代
「私の男」桜庭一樹
「赤朽葉家の伝説」桜庭一樹
「鹿男あをによし」万城目学
「有頂天家族」森見登美彦
「ゴールデンスランバー」伊坂幸太郎

読んだことがあるのがないな。
でも全部読みたいと思ったことがある本だ。
桜庭さんは2作も入ってるし、伊坂さんは5回連続ノミネート。
でも伊坂さんは大賞ではないだろうな。
私の予想は「カシオペアの丘で」と「八日目の蝉」かな。

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プロフィール

Author:実花
高校二年生です。

◇好きな作家◇
東野圭吾、唯川恵、有川浩、島本理生、伊藤たかみ、石田衣良、森見登美彦、伊坂幸太郎、瀬尾まいこ

気軽にコメントしてくださいね!!
オススメの本があれば是非教えてください♪

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