[No.78] 2007/09/17 (Mon) 21:55
『蹴りたい背中』 綿矢りさ
![]() | 蹴りたい背中 (河出文庫 わ 1-2) 綿矢 りさ (2007/04/05) 河出書房新社 この商品の詳細を見る |
《あらすじ》
高校に入ったばかりの蜷川とハツはクラスの余り者同士。やがてハツは、あるアイドルに夢中の蜷川の存在が気になってゆく…いびつな友情? それとも臆病な恋!? 不器用さゆえに孤独な二人の関係を描く、待望の文藝賞受賞第一作。第130回芥川賞受賞。
《感想》
久しぶりに読んでみました。
そういえば綿矢さんが芥川賞を取ったとき私はまだ小学生だったんだな。
当時最年少受賞者だったこともあってとても話題になりました。
この『蹴りたい背中』という本自体は当時の私はなんとなく学校生活ってこんな感じだろうなと思っていたけど、ハツと同じ高校生になった今の私にはなんとなくではなく、とてもリアルに感じました。
私は今まで学校で一応孤立せずにやってきました。
しかし、孤立している子は必ず一人はクラスにいます。
孤立しているハツとにな川。
ハツがにな川に感じた「蹴りたい」という感情。
『いじめたいより、愛おしいより、もっと乱暴な気持ち』
この二人の関係は友情なのか、恋愛なのか、それともどちらでもないのか。
私はどちらでもないような気がします、やっぱり。



