[No.75] 2007/09/15 (Sat) 02:58
『あなたの呼吸が止まるまで』 島本理生
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《あらすじ》
舞踏家の父と暮らす12歳の少女、野宮朔。
夢は、作家になること。
一歩一歩、大人に近づいていく彼女を襲った、突然の暴力。
そして、少女が選んだたった一つの復讐のかたち。
《感想》
あらすじで大筋の展開は読めました。
復讐のかたちも帯に書いてあるし。
ちょっと帯でネタバレしすぎなように思いました。
今回の主人公は朔という12歳の女の子。
母親が出て行って以来、舞踏家の父親と二人で暮らす。
ダヴィンチのインタビューを読みましたが、『舞踏』を作品に取り入れたのは、島本さんのお母さんが『舞踏』をやっていたからだそうです。
この話自体、島本さんの子供時代の感覚を反映させてるとも書いてありましたし。
それにしても、島本さんの話は両親が離婚していることが多いですね。
小学校の友達関係の描写がなんか上手いなと感じました。
私が小学生の時もこんな感じでした。
朔を突然襲った暴力。
信頼していた人から受けた屈辱。
深く傷付きながらも、朔はある復讐をすると誓う。
朔は誰から暴力を受けるのか気になっていましたが、やっぱり…。
この復讐が実現する時は来るのだろうか?
そして、その復讐が実行された時、朔は?彼は?周りは?
久しぶりに一気に本を読みました。
島本さんの文章は綺麗で読みやすい。
次回作を期待しています!



