[No.10] 2007/07/01 (Sun) 04:32
『包帯クラブ』 天童荒太
![]() | 包帯クラブ The Bandage Club 天童 荒太 (2006/02/07) 筑摩書房 この商品の詳細を見る |
傷ついた少年少女たちの感動的な物語
《あらずじ》
傷ついた少年少女たちは、戦わないかたちで、自分たちの大切なものを守ることにした…。いまの社会を生きがたいと感じている若い人たちに語りかける長編小説。
《感想》
感動しました…。
傷がテーマ。
そして包帯。
自分が傷ついた場所。
そこに包帯を巻く。
完全に治ったわけではないけど、そこに流れていた血は止まった。
自分の傷を認めてもらえることができるっていいな。
私も包帯クラブに入りたいと本気で思いました。
★★★★★
[No.6] 2007/07/01 (Sun) 04:17
『目下の恋人』 辻仁成
![]() | 目下の恋人 辻 仁成 (2005/07/12) 光文社 この商品の詳細を見る |
《あらすじ》
「目下の恋人、ネネちゃん」ヒムロは彼女を人にこう紹介する。刹那的に見えるヒムロに結構傷ついている彼女だったが、ある日、本当は愛に生きたい彼の真情を察知して…(表題作)N.Y.9.11―テロ事件の真最中、妻から離婚の話を切り出された小説家。画面上の衝撃と心の惨劇が交錯して進む問題作「君と僕のあいだにある」など愛と恋の物語、感動の10編を収録する。
《感想》
表題作が一番好きです。
目下っていうのは「当面のところ」っていう意味。
なぜ彼は目下の恋人というのか。
それは彼の「愛」に縛られたくないという気持ちでした。
「一瞬が永遠になるものが恋、永遠が一瞬になるものが愛」
この言葉ってとても深い。
一瞬が永遠になる瞬間、永遠が一瞬になる瞬間。
それってどんな瞬間なんだろう。
イメージできないな。
『君と僕のあいだにある』も好きです。
タクシーの運転手さんの言葉がなんとなく良かったからかな。
★★★★☆




