文学少女

本が大好きな『文学少女』の日記です!!

『アッシュベイビー』 金原ひとみ

アッシュベイビー アッシュベイビー
金原 ひとみ (2007/05)
集英社
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《あらすじ》
好きです。大好きです。だから、お願い。私を殺してください。主人公アヤの歪んだ純愛は、存在のすべてを賭けて疾走する。欲望の極限にせまる、恋愛小説の傑作。

《感想》
これを最初に読んだのは小六の時です。
なので当時かなり衝撃を受けました…。
表現が下品に見えるし、グロテスクな所が多い。
動物虐待、幼児虐待の描写は読んでいて気分が悪くなった…。
なので当時はあまり良い印象はありませんでした。
しかし、最近になって読み返してみると前とは違った感想を持ちました。

愛する人からの死を望む主人公。
この小説には三人の「異常性」を持つ人間が出てきます。
主人公、同居人の男、主人公の愛する人。
「好きです」と繰り返し訴えるアヤ。
しかし、その想いは彼には伝わらない。
アヤの愛は純粋だけど歪んでいて痛々しい。
読んでいて苦しくなりました。

最初に読んだときと違った感想を持ったのは、アヤの想いに共感したからだと思います。

金原さんの本って共感できる人と共感できない人にわかれますね〜。
最近出た『ハイドラ』とか読みたいな。

★★★☆☆

『蛇にピアス』 金原ひとみ

蛇にピアス 蛇にピアス
金原 ひとみ (2006/06)
集英社
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《あらすじ》
「スプリットタンって知ってる?」そう言って、男は蛇のように二つに割れた舌を出した―。その男アマと同棲しながらサディストの彫り師シバとも関係をもつルイ。彼女は自らも舌にピアスを入れ、刺青を彫り、「身体改造」にはまっていく。痛みと快楽、暴力と死、激しい愛と絶望。今を生きる者たちの生の本質を鮮烈に描き、すばる文学賞と芥川賞を受賞した、金原ひとみの衝撃のデビュー作。

《感想》
文庫になったので読んでみようかなと。
金原さんの作品を読んだのは、芥川賞受賞第一作の『アッシュベイビー』以来です。
『アッシュ』は嫌いではないんですが、あまりいい印象はない。
というかすごく衝撃的でしたよ…。
あの頃私も若かったので(小六だったかな)。
でもね、嫌いじゃないんですよ。
好きってことでもないんですが。
なんて言ったらいいんだろう?
上手く言えませんが。

主人公に感情移入できませんでした。
物語自体理解しにくい。
身体改造にハマッていくルイと二人の男。
解説の村上氏が言っていたように、ルイの「大丈夫」という言葉にはどんな気持ちを持っていたのか?
それは少し気になりました。
答えはないんだろうけど。

金原さんの小説はかなり好き嫌いが別れますね。
でもなんか読んでみたくなるんだよな…。

★★★☆☆

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プロフィール

Author:実花
高校二年生です。

◇好きな作家◇
東野圭吾、唯川恵、有川浩、島本理生、伊藤たかみ、石田衣良、森見登美彦、伊坂幸太郎、瀬尾まいこ

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