文学少女

本が大好きな『文学少女』の日記です!!

『ミカ!』 伊藤たかみ

ミカ! ミカ!
伊藤 たかみ (2004/04/07)
文藝春秋
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 子供でいたい。大人になんてなりたくない。

《あらすじ》
活発で男まさりのミカ。スカートなんてイヤ!おっぱいなんていらない!思春期の入口にたつ不安定なミカを、双子のユウスケがそばで見まもる。両親の別居、姉の家出、こっそり飼っていた「オトトイ」の死…。流した涙の数だけ幸せな未来が待っている。第49回小学館児童出版文化賞受賞作。

《感想》
名前が私と同じ「ミカ」ですが、性格は正反対。
活発で男勝りのミカ。
それを見守る双子のユウスケの視点から語られる日常。
「大人になんてなりたくない」と思ってしまいました。
今の私って子供でもないし、大人でもないって感じでかなり中途半端な位置にいるんだよな〜。
このままずっと子供のままでいたい。
でもいつのまにか大人になってるんだろうな…。
子供の頃、当たり前に思っていたことが当たり前に思えなくなっていたり。
そういうこと少なからずあるな〜。

続編の『ミカ×ミカ!』では二人は中学生。
二人はどんなふうに成長してるのかな?

★★★★☆

『八月の路上に捨てる』 伊藤たかみ

八月の路上に捨てる 八月の路上に捨てる
伊藤 たかみ (2006/08/26)
文藝春秋
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《あらすじ》
暑い夏の一日。僕は30歳の誕生日を目前に離婚しようとしていた。愛していながらなぜずれてしまったのか。現代の若者の生活を覆う社会のひずみに目を向けながら、その生態を明るく軽やかに描く芥川賞受賞作!他一篇収録。

《感想》
短いので一気に読んでしまいました。
この本を読んで、やっぱり私は伊藤さんの文章が好きだなと感じました。
伊藤さんの文章ってとても印象に残ります。

そういえばこの作品で伊藤さんを知ったんですよね。
角田光代さんの旦那さんって聞いたときにはかなり驚きました。
ちょうどその時、角田さんにハマっていたので。

淡々とした話でしたけど、二人がすれ違っていき、離婚への流れがとても切なく、リアルに感じました。
好きなのに上手くいかない、というのが男と女。
どこかですれ違ってしまい、相手を見失ってしまう。

最後、主人公が八月の路上に捨てたもの…。

もう一つ収録されている『貝から見る風景』は読んでいて面白かった。

★★★★☆

『指輪をはめたい』 伊藤たかみ

指輪をはめたい 指輪をはめたい
伊藤 たかみ (2006/11)
文藝春秋
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「ぼくは誰にプロポーズしようとしていたのだろうか?」

《あらすじ》
前の彼女に振られてから、30歳になるまでに結婚して見返してやるのだと誓っていた僕。指輪も買った。誕生日も近い。しかし、転んで頭を打ち、いったい誰にプロポーズしようとしていたのか肝心の記憶だけを失ってしまう。僕の本当の相手は誰?大人になりきれない29歳・オトコの結婚観をチクリと描きだす。

《感想》
結婚は価値観の問題。
過去、現在、未来…。
3人の彼女はそれぞれどれかを大切にして生きている。
そして、「僕」は過去も現在も未来でもなく、止まった時間を生きている。
そんなに長くないので一気に読めました。面白かったです。
3マタする主人公。
でも別に嫌な奴ではない。
もうすぐ30歳だというのに優柔不断で子供です。
結婚したい理由が元カノに復讐するためだからな…。

ラストは???という感じ。
ファンタジーなのか? この話は?
この後、彼はどうなるのか? 
というかこの状態はどういうことなのか?

自分の価値観について考えてみた。
過去、現在、未来。私はどれを一番大切にして生きているんだろう?
う〜ん…やっぱり「現在」かな。

★★★★☆

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プロフィール

Author:実花
高校二年生です。

◇好きな作家◇
東野圭吾、唯川恵、有川浩、島本理生、伊藤たかみ、石田衣良、森見登美彦、伊坂幸太郎、瀬尾まいこ

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