文学少女

本が大好きな『文学少女』の日記です!!

『眠れぬ真珠』 石田衣良

眠れぬ真珠眠れぬ真珠
(2006/04/27)
石田 衣良

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《あらすじ》
恋は、若さじゃない。愛は、経験じゃない。女性版画家と17歳年下のウェイターが過ごす美しく限られた日々。恋愛小説の真髄、石田衣良の真骨頂!

《感想》
私が読むには早すぎたなって感じがします。
私の母親は主人公の咲世子と同じ歳なせいか、とても良かったと言っていました。
林真理子とか好きな人にはお勧めかも。

話自体は素敵だと思います。
帯にあるように「愛は、経験じゃない。恋は、若さじゃない」はとても素敵なフレーズですね。
いくつになっても人間は恋をする。

咲世子さんは本当に素敵な女性ですね。
素樹が彼女を好きになる気持ちがわかるような気がします。

吉田修一さんの本を読んだ時も思いましたが、どうして男の作家さんなのにどうしてこんなに女性の気持ちいっぱいな物語を書くことが出来るんでしょうね。

★★★☆☆

『てのひらの迷路』 石田衣良

てのひらの迷路 (講談社文庫 い 101-3)てのひらの迷路 (講談社文庫 い 101-3)
(2007/12)
石田 衣良

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《あらすじ》
石田衣良が贈る、美しくちいさな24の物語。
恋愛、小説、そして母との別れ……。石田衣良が二年をかけて大切に書きつづった掌編小説集。物語を味わいながら人気作家の素顔を垣間みる特別な一冊。

《感想》
一つ一つの物語の前に前書きがついているので、なんだかエッセイを読んでいる気持ちになりました。
物語自体も石田さんの経験に密接に関わっている話が多かったので、この一冊で石田衣良とはどういう人なのかということがとてもよくわかると思います。
お母さんの事や、作家になる前の話、そして今現在の話。
そんな私小説のような話の他に、キュートな恋愛小説、切ない最期の物語など、たくさんの物語が楽しめます。

中でも私が好きな話は『旅する本』と『最期と、最期とひとつまえの嘘』
『旅する本』はベンチの上に置いてあった一冊の本が、様々な人たちに希望を与えていく物語。
私にも昔同じような経験があったので。
本ってやっぱりいいな、っていう気持ちになりました。

『最期と、最期とひとつまえの嘘』
これはタイトルが素晴らしいです。
この話の前の話に『短編小説のレシピ』という小説があり、その中で触れられていた小説でした。
この物語が生まれるまで、どんな経緯があったのかが知れてとても面白かったです。


本当に石田さんは文章が綺麗だな。
それでいて読みやすく、読後感もいい。
この小説は寝る前に一つ一つ読んでいくのがオススメです。

『下北サンデーズ』 石田衣良

下北サンデーズ 下北サンデーズ
石田 衣良 (2006/07)
幻冬舎
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夢+貧乏=美しき青春

《あらすじ》
春から大学生になる里中ゆいかは、芝居のおもしろさを生まれて初めて教えてくれた劇団「下北サンデーズ」に入るのが夢で…。演劇の街・下北沢を舞台に贈る、弱小劇団奮闘グラフィティ!

《感想》
ドラマの方が面白かったです。
それに終わり方も微妙だし…。
登場人物に魅力的なのがいない。
主人公が「サンデーズ」に入ったことで、とんとん拍子に人気が出ていくのも主人公にそんな力があるように思えないし…。
最初の「前説」の部分は好きなんですけどね。

学校を卒業して普通の大企業にはいる人と、小さな劇団でお芝居をしている人は生涯賃金で1億円ぐらいの差がつくそうです。下北サンデーズの劇団員が棒に振った八億円以上のお金が、この舞台につぎ込まれているのです。

夢のために頑張る下北サンデーズの団員達。
劇団を舞台にしたのは面白かったけど、内容が薄かったな。

★★☆☆☆

『うつくしい子ども』 石田衣良

うつくしい子ども うつくしい子ども
石田 衣良 (2001/12)
文藝春秋
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《あらすじ》
13歳の弟は猟奇殺人犯!?14歳の「ぼく」の孤独な闘いが始まった。今を生きる子どもたちの光と影をみずみずしく描く問題作。麗らかな春の朝、緑豊かなニュータウンで九歳の女の子の遺体が発見された!現場に残された謎のサインは「夜の王子」。嵐の夜、十三歳の少年の補導で事件は解決するが、関係者にとっての本当の苦しみはそのときから始まった。崩壊する家族、変質する地域社会、沈黙を守る学校。「夜の王子」の真実と犯行の理由を求めて、十四歳の兄が、ひとりきりの困難な調査を開始した。

《感想》
弟はどうして殺人を犯したのか。
ジャガは一生わからないかも知れない謎に迫った。
酒鬼薔薇事件をモチーフに書かれた作品。
この事件について、あまりよく知らなかったので少しネットで調べて見ました。
当時14歳の「少年A」
現在は成人し、社会復帰している。
彼は今、どんな気持ちで生きているのだろうか?
そして、ジャガの弟はどんな気持ちでこれから生きていくのか?
ジャガは自分の運命を受け止め、これからも弟を家族として支えていくんだろう。
きっとジャガへの風当たりは強い。
でも、ジャガには信頼出来る仲間がいる。
ジャガはうつくしい心を持った、うつくしい子どもだと思う。

★★★★☆

『東京DOLL』 石田衣良

東京DOLL 東京DOLL
石田 衣良 (2005/07/29)
講談社
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わたしは、恋する人形。

《あらすじ》
マスター・オブ・ザ・ゲーム=MGと呼ばれる天才ゲームクリエイター。背中に濃紺の翼をもつ少女ヨリが彼の孤独を変えてゆく―。青く透明なビルと虚ろさが混在する東京湾岸―石田衣良がハードにシャープに描くパーフェクトな人形に恋をした男の物語。

《感想》
衣良さんの小説って当たりはずれが激しい。
これは完全にはずれでした。
話も登場人物も中途半端。
そもそもヨリの「愛する人の未来が見える」っていうのは必要あったのか?
もっとゲーム業界のことについて書いた方が面白かったと思う。
でも、「街」を書くのはやっぱり上手い。
衣良さんは恋愛小説より青春小説を書いた方がいいな。

表紙の香椎由宇さんはヨリにピッタリです。

★☆☆☆☆

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プロフィール

Author:実花
高校二年生です。

◇好きな作家◇
東野圭吾、唯川恵、有川浩、島本理生、伊藤たかみ、石田衣良、森見登美彦、伊坂幸太郎、瀬尾まいこ

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